
大変な仕事をしているのはパートナーの体ですが、あなたの役割もとても大きいものです。パートナーのサポートは、不安の軽減、妊娠中の健康的な習慣、よりよい出産体験につながるとされています。時期ごとに、何が起きているのか、どう手伝えるのかを紹介します。
妊娠初期(1〜13週)
パートナーが感じているかもしれないこと: ひどい疲れ、つわり、胸の張りや痛み、気分の浮き沈み、不安。まだ妊娠を周りに秘密にしていることも多い時期です。
手伝えること:
- 料理を引き受ける。とくににおいの強いものは。手軽につまめるものを用意しておく。
- ゆっくり休んでもらい、家事を多めに担当する。
- できれば最初の健診に一緒に行く。
- お酒を控え、そばでたばこを吸わない。受動喫煙は妊娠中に害があり、一緒にやめるほうが楽です。
- いつ、どのように妊娠を伝えるか、ふたりで決める。
妊娠中期(14〜27週)
パートナーが感じているかもしれないこと: 元気が戻ってくる、おなかが大きくなる、はじめての胎動、超音波検査や出生前検査についての大きな決断。
手伝えること:
- 胎児スクリーニング(胎児ドック)の超音波検査に一緒に行く。ふつうは18〜22週ごろです。
- 胎動をさわって感じ、赤ちゃんに話しかける。このころから赤ちゃんはあなたの声が聞こえます。
- ふたりで計画を始める:育休、家計、保育、赤ちゃんのスペース。
- 両親学級(母親学級)に一緒に申し込む。
妊娠後期(28週〜出産)
パートナーが感じているかもしれないこと: 腰痛、胸やけ、眠れない、息切れ、お産への不安。
手伝えること:
- 危険なサインを覚え、胎動が少ないときは真剣に受け止める。すぐに産院に電話するようすすめる。
- チャイルドシートを取り付け、入院バッグの準備を手伝う。
- バースプランを一緒に読み、パートナーの希望を代わりに伝えられるようにする。
- 陣痛のサインと、陣痛の間隔のはかり方を覚える。
- 腰や足をマッサージし、重いものは引き受ける。
お産のとき
あなたは立ち会いのパートナー。代弁者であり、コーチであり、落ち着きをくれる存在です。
- 陣痛の間隔をはかり、いつ病院に電話するかを知っておく。
- 呼吸、マッサージ、姿勢を変えること、水分や軽食を手伝う。
- 部屋を落ち着いた雰囲気に保ち、駐車や連絡など実務的なことを担当する。
- お産の希望を代わりに伝えつつ、計画を変える必要があるときは医療チームを信頼する。
生まれたあと
- あなたも赤ちゃんと肌と肌でふれあう。
- パートナーの休息を守る:面会、食事、おむつ替え、げっぷを担当する。
- 2週間以上続く落ち込み、不安、赤ちゃんとのきずなを感じにくいなど、産後うつのサインに気を配り、助けを求めるようすすめる。
- 自分のこともケアする。 新米パパやパートナーの約10人に1人も、うつを経験します。つらいときはだれかに話しましょう。
よくある質問
つわりのとき、パートナーはどう手伝える?
料理と買い物を引き受け、クラッカーや冷たい飲み物を手の届くところに置き、家の中の強いにおいを避け、気長に待ちましょう。たいてい12〜14週ごろには落ち着きます。
パートナーは毎回健診に行くべき?
決まりはありません。最初の健診、予定日を決める超音波、胎児スクリーニングは、多くのパートナーが見逃したくない健診です。何がいちばん大切か本人に聞いてみましょう。
妊娠中にパートナーが不安になるのはふつう?
はい、とてもよくあることです。お産、お金、親になることへの不安はよくあります。パートナーや専門家と話すと楽になります。
出典
- NHS: Pregnancy and birth for partners
- ACOG: Your pregnancy and childbirth
- Postpartum Support International: Help for dads and partners
一般的な情報であり、医学的な助言ではありません。必ず医師や助産師の指示に従ってください。
更新履歴
- : 英語版ガイドからの翻訳です。